エンジニアはピザを食う.インターン先で一番印象に残った言葉だ.
そしてtwitterをぼんやり眺めていると,ITエンジニアが勉強会でまさにピザを食べる写真がツイートされていた.そういえば自分自身も研究室でピザを食べた経験がある.なぜなんだ.なぜピザなんだ.
三日三晩悩む内,次のような結論に行き着いた.
多くの場合,エンジニアは一人で仕事をこなすことはない.
一つのソフトウェアを作成する場合でも,ソーシャルコーディングを実現する環境では複数人が一つの成果物を分業しながら作り上げる.
また多くの場合,ピザを一人で食すことはない。
一つのピザを食す場合でも,ソーシャルな食卓を実現する環境では複数人が一つのピザを分け合いながら食べ上げる.
要するに,マクロ的視点においてソフトウェアとピザは同義なのだ.
エンジニアはピザにソフトウェアのカタチを投影し,仲間達と共にこれを食す.これは,今から一つの大きなソフトウェアを作り上げる(=食べ上げる)ぞという意思表示の表れであり,そのための結束力を高める儀式なのである.現代版桃園の誓いと言ってもいい。我ら生まれた時は違えど,ソフトウェアを完成させる時は同じなのだ.
こういった理由によってエンジニアはピザを好んで食べている.
そういうことでひとつ,いかがでしょうか.