ぼんやり参謀

好きな事について書いたり、薬にも毒にもならないことを考えたりします。

俺もご自宅を秘蔵公開したい

この間テレビを観ていたところ、名前は忘れてしまったがどなたかの俳優が「自分には芸がないので、バラエティに出るとなると私生活を切り売りしなくてはならない」と言っていた。バラエティでよく見る『ご自宅を秘蔵公開!』というやつなどの事だろう。確かに、切り売りである。

 

 

 

 

 

何か文章を書くためには書く元となる行動が必要だ。それは旅行であったり、ちょっと良いランチであったり、工作であったり、突飛な行動であったりする。もちろん元々やりたかった事があってそれをやった結果、文章として残すというゴールに至ったのならば、それはよいことだ。しかし、文章を書こうとして何か行動を考え始めたら。それも切り売りである。自分の時間や労力の切り売りだ。

 

 

やりたい事のない人間は、趣味のない人間は、主張のない人間は、常に思考を切り売りして行動を起こさねばならない。果たしてそこまでして文章を書く必要があるのだろうか。本当に好きな物は、やりたい事は、何なのだろうか。

 

 

このインターネット大投稿時代、文章に限らずそういう状態になってる人、多そうだな。ううーん、わかるわかる。とてもわかる。みんなで一回ロストテクノロジーしてみよっか。