ぼんやり参謀

好きな事について書いたり、薬にも毒にもならないことを考えたりします。

ぼんやりセブン

とにかく自分は映画も観ない。

だけど観たい。いや観たくはない。正確には「映画を趣味にしている人」になりたい。何かかっこいい気がするから。

 

以下、おおよそ前回と同様の話である。

兎にも角にも読書だとか、映画だとか、そういった高尚な趣味を持ちたいのだ。

 

生まれてきて早幾年。そろそろ「ゲームが好きです」とか「マンガ読んでます」とかでは許されない年齢になってきている。それは分かっている。だから実際にはそうであっても口には出さない。しかし、困ったことに私には他にぱっと思いつく趣味がない。無趣味なのだ。真っ白なカンバスにゲームとマンガの絵を描いてほしい。それが私の脳内なのだ。

したらば趣味は無いと言うしかない。しかしこれもよくない。「趣味は?」と聞かれて「いや、特に無いかなあ」と答えることは上記の二つと同列で許されざることだ。少なくとも世間ではそうだ。そうらしい。そうに違いない。

 

ここで、実現可能性はともかく、以下に他人に話して一定の評価が得られそうな趣味をピックアップする。

・読書

・映画

・釣り

・写真(イチオシ)

・バイク

・マラソン

・アプリ開発(ナウい

・史跡巡り(渋い)

・etc.

 

もちろん反論もあるだろう。そもそもゲームやマンガだって立派な趣味だと主張する御仁もいるかもしれない。気持ちは分かる。私だってそう思ってる。しかし、ジャッジするのは私ではない。ジャッジするのは世間なのだ。そして残念ながら世間はゲームやマンガに厳しいことが多い。上記のような趣味に寛容であることが多いのだ。

ただし、ここで気をつけなければならないのは、一定の評価を得るためにはしかるべき環境でこれらの趣味を行わなければいけないということだ。

例えば穏やかな昼下がり、小洒落たカフェで読書をするのはとても見栄えがいい。しかし、読書に熱中するあまり寝食を忘れ、ゴミまみれの屋敷の中でひげはぼうぼう、髪は伸び放題の男が「読書が趣味です」と言ったところで「本としかコミュニケーションが取れないのかな」と思われるのが関の山だ。環境が大事なのだ。スタバか八百屋かと言われればスタバでMacを開くべきなのだ。

 

ということで上記のようなものを趣味にしたい。その中で一番楽そうな読書と映画に今後手をつけていこうと思う。仮につけていないくとも、それらを趣味と言えるような格好をしていきたい。

 

「君はいつも何と戦っているんだ」と幾らかの人から言われたことがある。

その通りだなあ、と思う。