ぼんやり参謀

好きな事について書いたり、薬にも毒にもならないことを考えたりします。

相対カレー理論

レストランやどこかで何を食べるか散々迷い、迷った末に頼んだ料理を食べている途中に他の人が頼んだ(自分が迷ってやめた方の)料理を見て「あー、やっぱあっちのカレーの方が良かったかなー!」とモヤモヤする経験はないだろうか。

私は無い。

 

私に言わせればそんなものは考察不足である。AとBの料理でどちらを食べるかを悩んだ時は大体次のプロセスで意思決定を行う。

1. AとB両方の料理を思い浮かべる。可能であれば味も思い出すと良い

2. AとBのそれぞれを食べた自分を思い浮かべ、どちらの方がより自分が満足するか考える

3. より満足度の高い方の料理を選ぶ

これで万事解決である。なにせ両方の満足度を比べて高い方を選んでいるわけだから、もう片方の食べ物を見ても動じることなどない。

 

しかし、このプロセスには不足している点がある。「迷っている食べ物の片方ないし両方が全く味の想像もできないものである」場合だ。何だこのビリヤニって、写真もないしどういう食べ物なんだ、という場合である。この場合はより聞いたことのない方、珍しい名前の方を選ぶと良い。新しい発見に出会える可能性が高いからだ。より珍しい名前の方を選ぶことで「エーッあのローマイガイってやつあんな美味しそうな食べ物だったんだ!」という名前とのギャップが大きい食べ物へのショックを和らげる事もできる。

 

もし万が一それでも、他人の料理の方が美味しそうだと思ってしまった時は。

「あれ、美味しそうだな!また来よう!」

瞬時に思考を切り替えることだ。要はポジティブである。