ぼんやり参謀

好きな事について書いたり、薬にも毒にもならないことを考えたりします。

おまえなりのアドベントを見つけていけ

アドベントカレンダーに憧れている。

そんなことを書き、私もアドベントせんと師走に真正面から殴り込みをかけていったことがある。3年前のことだ。

アドベントカレンダーに想いを馳せて - ぼんやり参謀

結果は惨敗、完全なる挫折であった。7日目にお気に入りのアーティストの活動休止発表があったためだ。主の降誕を指折り数えていたはずが、いつの間にか活動休止までの日数を数えていたのだ。100日後に解散するアーティストである。冗談じゃない。

 

あれから2アドベントが過ぎた。その間身の回りでもいくらかアドベントする人を観測したが、そのいずれも途中で力尽きることなく達成していた。すごい。これはもう単純にすごい。コンテンツのあるなしというより、続けていける継続力がすごい。

どうにかして自分もアドベントしたい。しかし世の賢人のような継続力は私にはない。そこで一つ提案がある。継続だけでなく、合計でも判断してもらえないだろうか。ログインボーナスのように。

 

アドベントカレンダーの定型として、本稿がアドベントカレンダーにおける何日目か示すものがある。アドベントカレンダーは大抵12/1から始まるため、例えば12/1は1日目だし、12/8は8日目である。それを1日目から24日目まで揃えるのがアドベントカレンダーの本懐と言っていいだろう。

なれば今日はアドベントカレンダー20日目である。明後日文章を上げれば22日目だし、来年の12/10に文章を上げれば10日目。そういうことなのだ。そうやっていつの日か1日目から24日目まで揃えれば、そこにアドベントは完成するのだ。

 

冒頭、3年前にアドベントカレンダーを挫折したと書いた。しかしそれは間違いだ。私は1日目から6日目までを埋めたのだ。そこから先は今の、そして未来の私の出番である。

 

今日はアドベントカレンダー20日目。最近よく聴く曲を載せておきます。

【再放送】バイオプロテクター マイク 第三話「バイオプロテクター・マイク」

 ※この放送は記事告知番組「バイオプロテクター・マイク」の見逃し配信です

 

GOGOマイク
BIO CHARGE STAND UP!
SAFE AND PROTECT マイク!

 

第三話「バイオプロテクター・マイク」

 

(これまでのあらすじ)
バイオギャングのアジトである巨大ビルに潜入したマイクは数々の凶悪トラップや色仕掛け、四天王や色仕掛けをくぐり抜けながら高みを目指して登っていた。そして今、最上階に辿り着く——

 

「hey, マイク。とうとうここまで来たな」最上階の玉座に座っていたのはマイクの相棒、ニックであった。「ずっと待っていた。ずっと待っていたんだぜ」 1

 

「マイク、お前とバイオギャングを追い続けて2年が経った頃だ。俺はバイオギャングの資金源を調べていた。こいつらはこの荒れ果てた惑星でも依然として支配者であり続けている。このなにもなくなったはずの惑星にだ。絶対に裏があるはず、そう考えた」 2

 

「そしたらどうだ、この星は単なる砂漠と廃墟の惑星なんかじゃねえ。地下深くに貴重なイルカやラッコ、カワウソといったシーライフの楽園がありやがった。奴らはここでシーライフを育てては他の惑星に売り飛ばしていたのさ」ニックは話し続ける。 3

 

「利用できると思ったね。今までお前と調べてきた情報と合わせるとバイオギャングの弱みも分かった。奴らの貿易ルートさえおさえちまったら早々に白旗上げてきやがったよ。」ニックはスシを食べた。天然のトロ・スシだ。「そうなるとかえって邪魔なのがマイク、お前だ。」 4

 

「お前がこの惑星の真実を知ってみろ。たちまち惑星間動物愛護団体に連絡して、保護、保護、保護だ。俺のかわいい商品ちゃんもあっという間にパーさ。」彼は玉座の脇から何かを摘み上げた。レインボーに発色するアザラシだ。「キュー」 5

 

「だから俺は待った。お前が来るのを。ここでケリをつけて、俺のセカンドライフを満喫するために。」「……」6

 

シーライフは呪われた生物だ。その愛くるしさや希少性から多くの人間に好まれる一方で、売買は禁止とされている。しかし禁じられればより手元に置きたくなるのが人の性であり、昨今様々な闇ルートでもって法外な値段で購入する人間が跡を立たない。7

 

最近の研究では依存性もあるとされており、数十匹のラッコに囲まれて窒息死した男の話は耳に新しい。またあまりの値段に、シーライフを売りさばく人間はおしなべて金の魔力に取り憑かれてしまうという。買う側も売る側も身を滅ぼす。それがシーライフなのだ。8

 

マイクはそんなシーライフから人類を守るため、保護活動を行ってきた。その中で、シーライフに狂わされた人間も数多く見てきた。今まさにマイクの目の前に立つ男も、シーライフに呪われてしまったのだ。 9

 

「ニック」「なんだ」ニックの瞳は純朴な黒から金に変わってしまっている。ラッコを眺めすぎたのだ。「お前を救うよ」マイクはそう言うと、拳を握り締めた。 10

 

「やってみろ!」ニックはそう言い放つと懐の液体の入ったビンを飲み干した。「これは様々なシーライフから取り出した増強剤だ。見ろ!この肉体を!」飄々としていたニックの肉体が……おお、みるみる内に肥大化し、大きくなっていくではないか! 11

 

「常人の3倍の筋力、これがシーライフパワーだ!イヤーッ!」瞬く間にマイクの眼前に迫ると左フックを繰り出した!「イヤーッ!」なんとかガード…しかし!「そんなガード、何の守りにもならんわ!」「グワーッ!」吹き飛ばされるマイク! ぶつかったコンテナからラッコのぬいぐるみが吹き出す!12

 

「俺はこれからシーライフ・キングダムを作りあげる!シーライフを育て、売り飛ばし、さらにグッズ展開!グッズにはシーライフの匂いを染み込ませ、依存性の相乗効果で売上十倍!隙のない布陣だ!イヤーッ!」マイクをさらに追撃!「グワーッ!それは間違っている、間違っているんだ!」 13

 

「うるさい!イヤーッ!イヤーッ!イイイイイヤーッ!」「グワーッ!!!!」手も足も出ずに打ちのめされてしまうマイク!このまま負けてしまうのか?「バイオ….バイオチャージだ」 14

 

マイクはかろうじて動く左手でインターネット端末を操作する。「ページに…環境やシーライフにいいページにアクセスするんだ……」息がまともに吸えていない。肺をやられてしまったらしい。「これか」皆も今すぐアクセスだ。15

懐中時計みたいに鎖でつなぐとかっこいいのか :: デイリーポータルZ

 

キンキンキキン!バイオプロテクターマイクの体が光り輝く!「皆のアクセスが、俺の力になる!」倒れ伏した状態から三回転半の側転を決め立ち上がり、鷲のポーズを取る!「バイオチャージ、完了だぜ!」飛んだ! 16

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHARGE STAND UP!「ラッシュをお見舞いするぜ!イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」両者譲らぬラッシュの応酬! 17

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHA…「グワーッ!!!」ラッシュを制したのは…ニックだ。「イヤーッ!」「グワーッ!」ガラス張りの壁に打ち付けられるマイク!「お前のバイオチャージを!俺が計算に入れていないと思うか!イヤーッ!」「グワーッ!」ガラスが割れ、波のように荒い風が吹き込んだ 18

 

「さようならだマイク。俺とも、この世とも。」ニックは悠然と歩み寄る。「終わってなんかない」「いや、終わりだ。頼みの綱のバイオチャージはもう破られた。破られたんだよ」マイクの胸ぐらを掴み、持ち上げる。「まだだ!」マイクの左手が光る! 19

 

「これはハヤイ・アクセスか?だがバイオチャージはもう無駄だ」「ただのバイオチャージじゃない」「何?」朦朧する意識の中でマイクは考える。一つのページへのアクセスでバイオチャージができるのならば……より多くのページへアクセスすれば、さらなるバイオチャージができるのではないか? 20

 

「俺の答えはこれだ!」マイクの頭上に3つのURLが浮かび上がる!「3つのページに同時アクセス!?バカな、身体が持たんぞ!」「どうだっていい!俺が!お前を!助けるんだ!」皆もトリプル・バイオチャージだ!21

力水の話をさせてください :: デイリーポータルZ

めんどうな事をスパイのミッションだと思ってやりすごしたい :: デイリーポータルZ

懐中時計みたいに鎖でつなぐとかっこいいのか :: デイリーポータルZ

 

(挿入歌サビ) RUSH RUSH マイク FOREVER!
キンキンキキン!バイオプロテクターマイクの体が黄金に光り輝く!「皆のアクセスが!最高の力になる!」「グワーッ、眩しい!」「トリプル・バイオチャージ、完了だぜ!」飛んだ! 22

 

(挿入歌サビ) RUSH RUSH マイク FOREVER!
「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」マイクの超絶ラッシュ!「おのれ、おのれ、おのれ……!」ニックにはなす術がない! 23

 

(挿入歌サビ) FOREVER BIO PROTECTOR マイク!
「とどめだぜ!バイオ・エターナル・プロテクト!」「グワーッ!!」ニックはきりもみ回転しながらビルの外へ飛ばされていった!「バイオプロテクト………..コンプリート。」マイクはそう呟くと、その場に倒れ込んだ。24

 

———————— 25

 

とある星。地球から遠く離れたその星の環境は、当時バイオギャング達によって破壊され尽くしていた。森という森は枯れ果て、人々は砂漠の間に潜むわずかな洞穴や日陰をたよりに生きていた。かつての話だ。 26

 

「おねえちゃん、ぼくもいく!」少年に裾をひかれ、少女は振り向く。「大人しくしてなさい。ちょっと井戸まで水をもらいに出かけるだけなんだから」少女は微笑んで少年の頭を撫でた。27

 

「すぐそこの街角まで行ってくるだけじゃないの」「だってぇ」「だってじゃないの。お菓子屋さんでアメ買ってきてあげるからね」「やったあ!」少年の顔がぱあっと明るくなった。 28

 

「それじゃあ、行ってくるからね!」「気をつけて行ってくるのよ!」「お母さんもやめてよ、水をもらってくるだけって言ってるでしょ」少女は笑いながらそう言い返すと、元気よく大通りを駆け出していった。 29

 

第三話:完

 

【再放送】バイオプロテクター マイク 第二話「恐るべきジツの力!」

※この放送は記事告知番組「バイオプロテクター・マイク」の見逃し配信です

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「第二話:恐るべきジツの力!」

 

「hey, マイク。今回のバイオプロクテクトも順調だったな!」通信機から軽薄な男の声が響く。彼はニック、マイクの相棒だ。2人は様々な星のバイオプロクテクト活動を行っている。マイクが現地での活動、ニックが母艦でのサポートの役割だ。1


「順調なバイオプロクテクトなんてないぜ、ニック。それより、新しいバイオギャング反応は?」バイクを走らせながらマイクは前回のバイオプロクテクトのことを思い出していた。2


サンドマン……水分を吸い尽くす強敵。たまたま近隣住民のバイオチャージがあったから勝てたものの、危ない戦いだった。改めて水の力をバイオチャージしておくのも良いかもしれない。バイオチャージはここで出来る。力水の話をさせてください :: デイリーポータルZ

3


「……おい、聞いているのか?」「ああ、悪い。」「その道をまっすぐ行くと集落がある。だけど妙なんだ。2週間前から生命反応がないらしい」「そりゃバイオギャングだ」「だろ?」「それで?」

4


「それで?って…お前なあ、俺がどんな苦労をして情報集めてるか分かッてんのか?」「分かっているとも」全く分からないが、ニックに機嫌を損ねられてもめんどうだ。「どうやら不可思議なジツを使うらしい。生命反応がないのもジツのせいだ」

5


◆◆◆

「ここが集落か…思ったより立派な村じゃないか」砂漠化したこの星には珍しく、木や藁で出来た家々が並んでいる。集落の中央にはよく手入れされた井戸もあり、その発展ぶりが伺える。しかし、人気はない。6


「奴さん、どうやってここの人達を消したっていうんだ……ワッザ!?」マイクがおもむろに家の中に入ると、そこには倒れ伏した男の姿があった。「おい、大丈夫か!?」7


「ああ、助かった……何か食べ物をくれ……」男はなんとか顔を上げると憔悴しきった様子で答えた。マイクはあたりを見回すと、棚の上にあったリンゴを男の口に近づけ食べさせてやった。「手が届くところにあるじゃないか。何故食べない?」8


「違うんだ、あの男がやってきてから何もかもやる気が出なくなってしまったんだ……動く気すらも……」「あの男……?バイオギャングか!」「そうだ……あいつに皆やられてしまった……」「なんてこった!」9


「hey, マイク、分かったぞ!集落に生命反応がなかったのは住民の気力が吸い取られていたからだ!」ニックの嬉しそうな声が通信機越しに響く。「ニック、分かってるよ。俺も今思い至ったところだ」「オレの方が早かったね」「どちらでもいい」10


とにかくまずは全住民を助けなければ。マイクが他の住民を探すため家を出たその時!「グウタラ・ジツ!イヤーッ!」「グワーッ!!」バイオギャングのアンブッシュ(不意打ち)だ! 11


「これは!?」「ヒヒヒヒヒ、どんどんやる気がなくなってくるだろう。ワタシはバイオギャングの将が一人、タイダマン。これでお前も生きる屍よ!」細身の男が目の前に現れ勝利宣言だ!13


「グワーッ!やる気が!失われていく!」マイクは拳を握ることすらできず、膝をついてしまった!「畜生、バイオギャングが目の前にいるのに!早く寝たい!フートンに入って熟睡したい!」 14


「ヒヒヒヒヒ、そうだろうそうだろう。お前の事は仲間から聞いているぞ。マイクの首をとったとなればキンボシ・オオキイだ!」マイクは目を開けているのも辛くなってきた。このまま負けてしまうのか!? 15


「hey, マイク。オレはここまでお見通しだったぜ。」その時、通信機からニックの声だ!「やる気がなくてもやらなきゃいけねえ時があるのが人生だ。マイク、お前は今がその時だぜ!」ニックはインターネット端末を開き、ページにアクセスした!「これだ!」16


「この力は!?」「『めんどうな事をスパイのミッションだと思ってやりすごしたい』ってページ。環境やシーライフにめちゃめちゃいいぜ!」皆も今すぐアクセスだ!めんどうな事をスパイのミッションだと思ってやりすごしたい :: デイリーポータルZ 17


キンキンキキン!バイオプロテクターマイクの体が光り輝く!「来た来た来た!皆のアクセスが!俺の力になる!」「ヒヒッ…!?なんだこの光は!さっさと死ねい!」タイダマンの放った拳は……マイクが片手でキャッチした!「バイオチャージ、完了だぜ!」飛んだ! 18

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHARGE STAND UP!「ラッシュをお見舞いするぜ!イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」タイダマンはなすすべがない!ジツ頼りで体を鍛えていないのだ! 19

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHARGE STAND UP! 「とどめだぜ!スパイ……エグゼキュート!!」「グワーッ!!!」タイダマンは爆発四散!跡形もなく消え去った!「バイオプロテクト、コンプリート。」 20


辺りには静寂が戻った。気付けば日は沈みかけ、茜色の空がマイクを照らす。「hey, マイク。オレのおかげでなんとか助かったな」「……かもな。」マイクはザンシンを決めると、他の住民を助けに走り出した。21

 

【再放送】バイオプロテクター マイク 第一話「マイク参上」

※この放送は記事告知番組「バイオプロテクター・マイク」の見逃し配信です

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「第一話:バイオプロテクター・マイク」

 

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SAFE AND PROTECT マイク! 1


とある星。地球から遠く離れたその星の環境はバイオギャング達によって破壊され尽くしていた。森という森は枯れ果て、人々は砂漠の間に潜むわずかな洞穴や日陰をたよりに生きていた。人が生きるにはあまりにも辛い環境。辛い時代である。 2

 

「おねえちゃん、だいじょうぶ?」弟に裾をひかれ、キャサリンは振り向く。「大丈夫よ。ちょっと井戸まで水をもらいに出かけるだけなんだから」彼女は微笑んで弟の頭を撫でた。ここでは水を得るのも重労働なのだ。 3

 

「日暮れには帰ってくるから大人しくしているのよ」キャサリンはそう言うと、井戸に向けて出発した。本当はキャサリンだって怖い。村を一歩出ればバイオギャングに襲われる可能性だってある。だが、病気で働けない父親や、幼い弟を養うためにはこうする他ないのだ。 4

 

キャサリンの村から井戸までは数時間。半日もあれば往復できる距離だった。特に目立った困難もなく、キャサリンは井戸までたどり着く。「やれやれ、ここまで来るのも一苦労ね。さて水をくみましょ」しかし! 5

 

「何これ!どういうことなの!」なんと井戸が壊されているではないか!さらにキャサリンの背後に迫る巨大な男!「グワッハッハッ、その井戸はオレサマが飲み干してしまったぞ」「キャーッ!あなたは!?」「オレサマはバイオギャングの将が一人、サンドマン。この辺一帯はオレサマが砂漠化させたのだ!」 6

 

「お前の水分もよこせ、オレサマが干からびさせてやるわ!」サンドマンがキャサリンに迫る!「やめて!」「やめてと言われてやめるやつがいるか!イヤーッ!」アブナイ!しかしその時!「イヤーッ!」「グワーッ!...なんだと!」突然男が現れサンドマンをはじき飛ばした! 7

 

「俺の名はバイオプロテクター マイク!この星を守るためにやってきた、しがない環境屋さ!」「マイク!最近オレサマの仲間を次々と倒しているあのマイクか!」「そうだぜ!」「貴様...許さん!イヤーッ!」「イヤーッ!」戦闘開始だ! 8

 

「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」目にも止まらぬラッシュの応酬!「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!....ヌッ!」「グワッハッハッ、イヤーッ!」「グワーッ!」しかし、先に相手の腹にボディブローを叩き込んだのは......サンドマンではないか? 9 

 

「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」サンドマンはさらに二発、三発とマイクを打ち抜き、吹き飛ばした!「グワーッ...」マイクは立ち上がれない!10


「クソウッ、なんだか力が出ないぞ…まさか、この星の環境が破壊されているせいか!」マイクの力の源は環境だ。自然、空気、シーライフ…そういったものがマイクに無限の力を与える。だが、バイオギャング達によって破壊されてしまったこの星にはそれがない! 11

 

「グワッハッハッ、大したことのないやつだ。イヤーッ!」「グワーッ!」近づいてきたサンドマンに再び吹き飛ばされるマイク!「マズイぞ、このままでは負けてしまう…...そうだ!お嬢さん、君の力が必要だ!」「私?」「君だ!インターネット端末を持ってはいないか!」「持ってるわ!」「よし!」 12

 

「今すぐ‪デイリーポータルZ‬を開いて……そう、コイツを倒すには水の力。水の力から連想されるページを開いて欲しいんだ!」「水の力?この『力水の話をさせて欲しい』ってページ?」「それだ!そのページからは力を感じる!」 13

 

「ページへのアクセスがきっと環境やシーライフに良い影響を及ぼし…俺のバイオパワーも高まるはずだ!」「何、パワーアップだと!させるか!」サンドマンは向きを変え、キャサリンの方へ急突進!「危ない!」キャサリンのアクセスは間に合わないかもしれない。貴方が代わりにアクセスだ!
力水の話をさせてください :: デイリーポータルZ14

 

キンキンキキン!バイオプロテクターマイクの体が光り輝く!「来た来た来た!皆のアクセスが!俺の力になる!」だがサンドマンはキャサリンに迫りつつある!間に合うのか?「バイオチャージ……完了だぜ!」飛んだ! 15

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHARGE STAND UP!「フルパワーだぜ!イヤーッ!」「グワーッ!!」今まさにキャサリンに達しようとしていたサンドマンの巨体をはじき返す!「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」マイクの超絶ラッシュだ! 16

 

(主題歌サビ) GO GO マイク BIO CHARGE STAND UP! 「とどめだぜ!パワー……ウォーター!!」「グワーッ!!!」サンドマンは爆発四散!跡形もなく消え去った!「バイオプロテクト、コンプリート。」 17


辺りには静寂が戻った。気付けば日は沈みかけ、茜色の空がマイクを照らす。「あの、ありがとうございます」「いいってことよ、楽勝さ」マイクはうそぶいた。(実際この星はヤバイぜ…次の戦いも俺一人で勝てるかどうか。また別のバイオチャージが必要かもな。)
彼は空を睨み、拳を握りしめた。 18

 

第一話:完

 

 

おまけ

キンキンキキン!君の体も光り輝く!「バイオチャージ……完了だぜ!」デイリーポータルZにアクセスしてバイトチャージだ!バイオプロテクター変身セット、発売中!

式典を開こう

友人が引っ越したという。十年来の友人だ。

であれば、盛大に祝わなければなるまい。

盛大に祝うといえば、式典だ。

 

 

 

式典とは竣工式や開通式、パーティーなどに登場する記念行事のことである。良くあるものとしてはテープカットやくす玉、酒樽を木槌で割る鏡開きが挙げられるだろう。いずれもおめでたい席で行うだけあって参加者はとても楽しそうであり、自分も一度はやってみたいと常々思っていた。そこに友人の引っ越し。千載一遇のチャンスである。

 

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テープカットなんて全人類の9割はやってみたいと思っているに違いない

 

適当に調べてみたところ、「式典の手法一覧」なるページを発見した。主な式典とともに必要な物まで載っている。ありがたい。インターネットとはかのように有意義な情報を発信するべきものだ。ああでもないこうでもないと屁理屈こねたり何の役にも立たない文章を連ねるものではない。もちろんこの文章は後者である。

式典の手法一覧 | 名古屋ショーケース

 

吟味の末、今回は引っ越し祝いとしていくつかの式典を選んで執り行なうこととした。本当はあらゆる式典を行い友人の引っ越しを完膚なきまでに祝い尽くしたいところであるが、予算の都合というものもある。許してくれ、友人。

 

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石油王に生まれ変わったら全部の式典をやろうな。約束だぞ

 

必要な物も大体は事前にホームセンターで揃えることができた。さあ、最高の引っ越し祝いをやっていくぞ。

 

 

 

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こういうことである

 

向かって右が私、向かって左が家主である友人だ。家主には事前に引っ越し祝いをするとだけ伝えておいたが、当日スーツで現れいそいそと準備し出した私を見るや全てを察し、白シャツに着替え用意したバラを差してくれた。出来た友人である。今君は紛う事なく市の職員さんだ。

 

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式は非常に家庭的な現場で執り行われた

 

式典の開催にあたってはもう1人、同じく十年来の友人を呼んでいた。彼もまた私の姿に全てを察しYouTubeでテープカットの司会進行、台詞回しを確認し始めた。出来た友人である。この先ずっとこんな事を続けていきたい。告知なしで。

 

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式前に事前挨拶を行うさま。彼もシャツに着替えてくれた

 

段取りも揃ったところで、テープカットの始まりである。

 

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「本日は天候にも恵まれ……」司会の話が長い

 

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「それでは、どうぞ!」

 

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切った!

 

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ありがとうございます

 

切った。夢にまで見たテープカットである。家主の新たな門出を祝ってやまない。やまないのだ。

 

本来ならばテープカットの制作過程などについても言及したいところだが、写真をすっかり撮り忘れてしまったので割愛したい。3人が3人とも初めてのテープカットに浮かれすぎてしまったのだ。司会の友人にいたっては「台詞を噛んだ」などの理由で何度もやり直しを要求していた。夢中だったのだ。

 

唯一TIPSとしてあげるならば、テープの飾りとなるリボン部分は、切る人が片手で持ちながら進行するとよいという事だ。自重でリボンが下を向くのを避けられるほか、カットの際にリボンが下に落ちないという利点もある。テープカットをご自宅で行う方は是非参考にしてほしい。

 

もちろん式典はこれだけでは終わらない。次は鏡開きだ。

 

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こういうことである

 

鏡開きと言うと普通はもっと大きい酒樽で執り行われるものだが、生憎予算がなかったためミニサイズの樽で行うこととした。探せばあるものである。中にお酒は入っておらず、蓋もマグネット式で何回でも割れるようになっているのでご家庭用にぴったりだ。本当に探せばあるものである。

 

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では早速。1,2,3…

 

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ヨイショ〜!

 

振り下ろすとパコン!と小気味のいい音がしてフタが3つに割れた。おっ、これは気分がいいぞ。

 

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早速家主も挑戦

 

いいね、これはいい、と言いながら木槌を回して樽を叩き合う3人。この世で最も平和な休日の過ごし方である。

 

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ついつい自分でもやりたくなる小気味良さ

 

いいぞ、だいぶめでたくなってきた。最後にもう一つやっていこう。

 

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鍬入れである

 

鍬入れとは建築・土木工事を行う際に地鎮祭の一環として行われる行事である。今回の家主の引っ越し先は普通のマンションであり、そもそも既に建っていたものなのでタイミングや用途としては明らかに間違いだ。しかし、家主の新たな生活の「立ち上がり」を祈るという事で行うこととした。本当は私がやりたかっただけなのだが、このような理由付けを今書きながら思いついてしまったのでそういう事にしていきたい。

 

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ヨイ・ヨイ・ヨイショ〜の掛け声で鍬を三度振る

 

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刃を出すと怖かったので鍬は新聞紙に包んだまま使用した

 

式典は以上である。家主の新居での新しい生活を少しでも祝うことができたならば幸いだ。少なくとも私は楽しかった。本当に楽しかった。やみつきと言っても過言ではない。他に身の回りに引っ越した人がいれば私に声をかけてほしい。ミニ樽を抱えて向かうので。

 

 

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ひとしきり終わった後はVRで遊ぶなどした

誰もがUSBを一発で挿せる世界を目指して

全人類が抱える課題の一つに「USBを一発で挿せない」が存在するのは、もはや疑いようのない事実である。

 

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本日の宿敵です

 

通常USBの挿入には次の4ステップが必要になると言われている。
①とりあえず挿してみる
②挿さらないので反対向きで挿してみる
③やはり挿さらないので元に戻して挿してみる
④元の向きで挿さるので「いや合っとったんかい!」とツッコミを入れる

 

これは非常に非生産的な活動である。一発で挿せないことへのストレスの増加はもちろん、時間の浪費もはなはだしい。上記工程を見てもらうと分かる通り、仮に一発で挿せた時と比べて4倍の工程がかかっている。単純計算で時間も4倍とすると、USBを挿す時間のうち実に4分の3が無駄な時間ということだ。人間の寿命に例えると80年の内60年も無駄に使っていることとなる。
何故このような事態になってしまったのだ。人類という名の葦は、もうとっくに考えることを辞めてしまったとでもいうのか。

この由々しき事態を解決させるため、私はある装置を開発した。まずは動画でご覧いただきたい。

 

youtu.be

 ぜひ音を出してご覧ください

 

いかがだろうか。かざすだけでUSBの天地を認識し、そのまま挿してよいか音で判定してくれる装置を開発したのだ。私はこれを「USB判定してくれる君」と呼んでいきたい。
さらに「USB判定してくれる君」のすごさはこれだけではない。続いてはこちらの動画をご覧いただこう。

 

youtu.be

 

お分かりいただけただろうか。なんと、USB以外の端子の天地も判定してくれるのだ。私はこれを「端子判定してくれる君」と改名したい。
この「端子判定してくれる君」の活躍により、今後人類は「かざす」と「挿す」の2工程で端子を挿入することができるようになる。4工程中2工程の節約、人間の寿命でいうところの40年の節約だ。これは画期的な発明である。

どうだ見たことか。人類は未だまだまだ、考える葦なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

このまま記事が終わってしまっては私の心はもやもやとした罪悪感でいっぱいになるので、ここからは具体的な処理について解説していきたい。「端子判定してくれる君」の処理の全体図はざっくり次のようなものである。

 

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これが「端子判定してくれる君」の全体像だ


感のいい読者諸兄は「処理の流れに人間が挟まっている」とお気づきになるかもしれないが、順番に説明するのでどうかこのまま席を立たれることなく聞いてほしい。人間、出てきますよ。

 

まずは端子をかざす部分である。

端子をかざすと「端子判定してくれる君」は自動でかざされた端子の写真を撮る。この部分は動いているものに反応して動作する動体検知という技術を利用した。監視カメラなどで用いられる技術だが、今回「端子判定してくれる君」は端子を監視しているともいえるので正しい使い方だろう。すいません、「端子判定してくれる君」という名称が長くて冗長なので、以降「短パン君(端判君)」と略してもいいですか。

 

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かざされた端子に対して短パン君はこのような写真を撮る*1

 

次に短パン君はある場所に画像を転送する。

 

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人である。短パン君は撮影した写真を有識者に送りつけ、天地の判定を求めるのだ。短パン君が天地を自動判定すると思った方、ごめんなさい。やはり分からないものは人に聞くのが一番。最後は人の手が肝心。そういったことなのだ。せっかくなのでなんとなく答えてくれそうな文章も添えておいた。 

 

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しっかり通知も飛ぶし、有識者との関係性を加味して文章にはバリエーションも持たせておいた

 

有識者は短パン君の要請に応え、「OK」か「NG」の絵文字で反応を行う。するとその反応が AWS (Amazon Web Services) の様々なサービスを経由し、広大なインターネットの海を渡って短パン君に返ってくる。短パン君は返ってきた結果にただ従って正解だ不正解だと音を鳴らしていたのだ。

 

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有識者が反応してあげると…

 

 

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短パン君はさも自分が判定したかのように音を鳴らす

 

これが短パン君の全貌である。記事冒頭にて世紀の発明をしたような口ぶりだった事については遺憾の意を禁じ得ない。先ほどの全体図に説明を加えると次のようになる。

 

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youtu.be流れをわかりやすくした動画も上げておきます

 

しかし途中で人間の手が挟まっているとはいえ、結果だけを見ると端子をかざすだけで天地が判定されていることには変わりない。(有識者以外の)人類は短パン君の活躍によりストレスを大幅に軽減し、無駄な時間を省き、有意義で本質的な生活を送ることができるようになるだろう。そう考えると短パン君を量産しつつ有識者を雇い、会社を立ち上げるのもよいかもしれない。イノベーションとはこういったところから始まるのだ。

 

短パン君は今日もゆく。他人の時間を犠牲にして。

 

 

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受け口側の天地が反対だと短パン君の判定が全て間違いになります

 

 

 

参考文献

プログラムからSlackに画像投稿する方法まとめ - Qiita
超簡単PythonでSlackにファイルアップロード&メッセージ投稿(Slack API利用)新方式|10mohi6|note
AWS初心者でもわかる! ブラウザ上で完結! AWS+Slack Event APIを使ったSlackボット超入門 - Qiita
【API Gateway】AWS Lambda統合のPythonでHello, world - Qiita
GitHubのWebhookでプルリクエストをマージした際にツイートできるようしてみた - Qiita
Slackでリアクションをした際にツイートできるようにしてみた - Qiita
slackのボタンを押した時の情報をlambdaで受け取ろうとしたら、躓いた話 | ハックノート
AWS IoTにPythonでMQTTイベントの送信、受信するまで - Symfoware

*1:現状の短パン君には撮影する写真が小さく、画質が悪いという欠点が存在する。これについては高性能なwebカメラを買うことが今後の課題として挙げられる。

ゴールデンな日常を

この大型連休につきましては皆様いかがお過ごしであろうか。

 

家で映画を観ていた?掃除をしていた?ああよろしい、大変よろしい。私もその通りである。外出という外出を自粛し、たまに外に出るといえば食料品の買い足しとちょっといいお酒を買うくらい。基本的には日がな一日己が部屋に立て篭り、ゲームだの動画だのありとあらゆる室内でできる娯楽を享受していたとも。

 

しかし、私のような家から出ずとも全てが完結し、外に出る気すら起こらないような人間はどうやら少数派であるらしい。家で少しでも暇を持て余そうものなら外に出たいという気持ちがむくむくと膨らみだし、しまいには潮干狩りやBBQといった凶行に及ぶ人間が存在するらしいのだ。せっかくのゴールデン・ウィークなのにどこにも遊びに行けない、という気持ちもストレスに加速をかけているようだ。

 

しかしである。そもそもゴールデン・ウィークだからといって特別な事をしなくてもいいのだ。この外出自粛状態で突入した大型連休、むしろ日常の機微に目を向けてはいかがだろうか。今までとりたてて観察すらしなかった日常の風景を楽しむのはどうだろうか。少し散歩でもしてみれば、川のせせらぎや閑静な住宅街、頬をくすぐるそよ風を感じることができる。鳥を観察したり、澄み渡る青空を眺めたっていい。なんの事はない、毎日を過ごすこの日々こそがすでにゴールデンな日常なのだ。

 

 

 

なに?毎日見聞きしているものをそこまで楽しめない?身の回りの日常には本当に何もない?そんな方にはもう一つおすすめのものがある。

ペルソナ4 ザ・ゴールデン」である。

 

ペルソナ4 ザ・ゴールデン PlayStation (R) Vita the Best - PS Vita
 

 

 

本作はとある田舎町に転校してきた主人公が、1年の間友人達と日々を共にしながら、町に起こる連続殺人事件の解明に奔走するRPGである。ゲームとしては学園生活や友人とのコミュニケーションに勤しむ日常パートと、ダンジョンを進み敵と戦うバトルパートに分けられる。日常パートで育んだ絆が、バトルパートの戦闘能力に影響を及ぼす仕組みだ。また1日単位で操作を行うシステムとなっており、晴れの日と雨の日、平日と休日などによって出来ることが違うなど、まさに主人公の日常を体験することが可能となっている。友と駆け、敵を倒し、たまにはフードコートでおしゃべりしたり、自転車で遠出してみたり。まさにゴールデンな日常が待っていることだろう。

 

では皆様、ゴールデンな週末を。

 

ペルソナ4 ザ・ゴールデン PS Vita the Best

RPG史上に名を残す傑作RPG『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の魅力を紹介!! 年末年始は非日常な殺人事件の謎を解け!【ゲームやろうぜ!】 - 電撃オンライン

 

youtu.be

 

 

*この文章は「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」を宣伝したくて書きました