来る2025年9月5日および9月6日、大吉祥寺.pmという名の大お祭り勉強会に参加した。
吉祥寺.pmとは?
「吉祥寺.pm」は、当初Perlのイベントとして始まりましたが、次第に参加者の多様性が広がり、プログラミング言語や、データベース、設計方法論、キャリア、勉強会開催方法など、Perlに限らず、「それぞれが発表したいことを自由に発表できる場」に変わっていきました。発表枠は毎回必ず全て埋まり、常に新しい人が参加し続け、毎回全く違う発表が行われる、数あるテック系勉強会の中でもユニークなイベントになっていると言えます。
大吉祥寺.pm 2025とは?
通常は、平日の夜に開催される吉祥寺.pmの拡大版として、大吉祥寺.pm 2025は土曜日の終日開催となります。
上記より引用
ふだんエンジニアとしての私はPHP系のカンファレンスに足を運ぶことが多い。多いというか、それ以外に行ったことがない。すなわちこのようなノンジャンルのカンファレンス的勉強会に行くの初めてであった。
してどうだったのか。
めちゃめちゃ楽しかったのである。
以下、イチオシのトークを挙げさせていただく。なお、前夜祭および本編どちらも想定参加時刻よりも遅刻をかます失態をブチ上げたため、後半のトークに寄ることを承知願いたい。また、発表者によってはTwitterなどで資料を上げていただいていることがあるため、そちらも要参照。
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『2011年 「ぼっちが懇親会でするべき97のこと」 #97bocchi から積み重ねた【令和7年最新】技術コミュニティ交流戦略2025』 by bash
前夜祭から圧が強すぎる。元ネタなる #97bocchi の存在は存じ上げなかったのだが、例にもれず私も懇親会では全力でbocchiになり、虚空を見つめ、飲み物を飲んではへらへらとしてしまうタイプなので大変共感度合が高かった。
『ChatGPT、Gemini、Claude は、なぜ似たようなUIを採用しているのか』 by ふわり
これも良かった。内容自体もさることながら、こういったさらりと流してしまいがちなところに着目し、分析して学びを得ていくのは大変有用である。日々に意識的でありたい。
『大「個人開発サービス」時代に僕たちはどう生きるか』 by sotarok
大変勇気づけられる発表であった。Just do it、あとはやるだけである。ニッチ上等、車輪の再発明上等。形は違えど感覚自体は私の記事や文章に対するスタンスにも近いなと思った。
『定義のない仕事ーー2025年の今CTOになった私から伝えたい[CTOになった人/CTOを目指す人/CTOを迎え入れる人]たちに必要なナレッジ』
これもまた大事な話であった。自分はCTOになる、目指すといったポジショニングに(少なくとも今は)ないが、まあ、相互理解、認識のすり合わせ、期待値を伝えることといったコミュニケーションの核はどんな立場状況でも重要ですねというイメージ。
『明日から役にたつLTをダメにする技術をあなたに』 by ナカミチ
ネタっぽい入り......と見せかけて、メッセージが大変真摯で感動した。小手先でどうこうではなく、自分が何を伝えたいかを大事にせえという話。
『組織が大きく変わろうとするとき、自分はどうありたいかを考えている』 by うーたん
優勝である。細かいことは言わないが、これが出てしまったらもうおしまい。優勝。あとやはり一次ソースに触れて自分で判断しようという話。
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総じて普段のテック系のカンファレンスでは味わえないような学びや知見、味がしたので大変楽しかった。懇親会でも周りの人と(bocchiを発揮しながらなんとか)交流できたし、非公式2次会の徹夜DJパーティも大変楽しめた。

そしてここに繋がる。
帰りにタクシーの運転手さんに飲み会帰りとかですかー?と聞かれて「いや、でっかい勉強会みたいなものがあって……二次会が夜通しDJパーティで……」と正直に話した結果無事混乱させてしまった #kichipnp
— りばすと (@Dash_Kojima) 2025年9月6日
主催のmagnoliakさん(@magnolia_k_)及び、運営の皆様、そして登壇者と参加者の皆様に心よりの感謝を。おれもなんかもっとこう頑張りたい。曖昧。
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おまけ
受付でただあきさん(@tdakak)によるアイコン似顔絵コーナーが開かれていたため書いてもらった。ありがとうございます。

昼飯はランチマッチングで他の参加者の方とハンバーガーを食べた。bocchi回避施策うれしすぎ。

あげく帰り道に例の胡椒餅屋があったため、誘って皆で胡椒餅を食べた。おなかいっぱいの中誘ってすいませんでした。

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メモ:直接聞けなかったので後で読む
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