ぼんやり参謀

好きな事について書いたり、薬にも毒にもならないことを考えたりします。

1ランク上の生活を送ろう

ランクが上のものは、すごく見える。

これは対象が何であってもそうだ。英検2級よりも英検1級の方がすごそうだし(実際すごい)、A4ランクの牛肉よりA5ランクの牛肉の方が美味しそうだ(これは実際そうとは限らない)。

 

ふと思ったのだが世の中には様々な検定や資格があるのにも関わらず、「〜〜◯級」と級位でとどまっているものやそもそも級位が無いものばかりだ。それはもったいないと思う。せっかく汗水たらして勉学に励み、研鑽の末に掴み取った資格なのだからもっとすごく見えるべきなのだ。すごいと褒められるべきなのだ。

 

例えば漢検や英検の類。これらは全て級位で表されているのだが、いっそのこと全て段位にするといい。「ぼく、漢検1級です」では”この人は漢字を勉強したんだろうなあ(それ何の役に立つの)”と思われてしまうだろうが、「私は漢検五段です」ならばおっとこいつは何かすごいやつだぞと思われることうけあいだ。その道のプロなのかな、と思ってくれるかもしれない。

 

これは横文字の資格でもそうだ。マーケティング・ビジネス実務B級と言われるより、マーケティング・ビジネス実務八段の方があからさまにすごそうだ。略してマーケティング八段。きっと会社からの補助金も増えるだろう。情報セキュリティスペシャリストに至ってはもうスペシャリストなんだから竜王くらいの称号を名乗るべきだ。情報セキュリティ竜王

 

 

 

 

情報セキュリティ竜王、急にばかっぽくなったな。どうしてだろう。