嗚呼、ヴィブラスラップ。
ヴィブラスラップとは、時代劇やバラエティ番組で時折流れる「カーーッ!」の音を出す楽器である。
別に何か理由があるわけではない。思い出があるわけではない。だけど、いいじゃないか、そういう楽器。あの「カーーッ!」の為だけにあるんだ。すごいじゃないか。欲しいじゃないか。
本日はこのヴィブラスラップを買いに行く話である。ちゃんとした文章でもなんでもなく、これはただの日記である。申し訳ない。いや、申し訳なくない。自分のブログに自分の日記を載せて何が悪いんだ。ブログなんて元々エゴの塊なんだ。一つくらい増えたって殊更文句を言うことでもないだろう。特にヤマもなければオチもなく、ついでにイミもない話であるが良ければ流し読みしてほしい。
さて、問題は一つ、たった一つである。
ヴィブラスラップはどこに売っているのかという話だ。
もちろんAmazonだとか楽天だとかで入手できることは知っている。だけど、欲しいものを買うってそういう事じゃないだろう。自分の足で探して、やっとことので見つけて買うのが楽しいんじゃあないか。その体験込みで楽しみたいのだ。帰りの電車で開けて鳴らしたくてうずうずしたいのだ。まあなんだかんだ自分も大人なので鳴らしはしない。開けるくらいはするかもしれないけど。
自分の足で探すとはいえ、流石に楽器店がどこにあるかくらいは探さなくては話にならない。調べてみるとヴィブラスラップがありそうな楽器店はいくらか見つかった。秋葉原と大阪のどちらかだ。よし、秋葉原だ。
秋葉原のドラム専門店に向かった
あった
あった。全然あった。
タンバリンだのなんだののよくある打楽器の横に平然とあった。剥き身であった。全然やっとのことで見つけるまでもなかった。でもいいの、あるならいいの、嬉しいから!!それでいいの!!しかもLP208とLP209の両方あるじゃん!!!店員さん、音が高い方、LP208を一つください!!!!
これから俺はヴィブラスラップと生きていく。
長い人生である。この先今まで経験した事のないような辛いことも、楽しいこともあるだろう。きっと色々な人との出会いや別れも待っているのだろう。でも俺の側にはヴィブラスラップがいる。ヴィブラスラップは俺をいつでも見守ってくれるんだ。
とうとう買っちゃった pic.twitter.com/3UWO4DO80Z
— りばすと (@Dash_Kojima) 2018年11月10日